ワイン

(価格は消費税込みで表示しています。)

ドメーヌ・ボールナール    Domaine Bornard

  オレンジ色のキツネをモチーフした印象的なラベルデザイン。赤と白でキツネの向きが左右違う。フランス語でルナールはキツネ、ボーは「美しい」の意。フィリップ・ボールナールは1975年、ピュピランのワイン農協で醸造を担当する。1988年に農協の醸造責任者を辞めブドウ農家一本に専念する。2005年にドメーヌを立ち上げ、現在は12.5haのぶどう畑で自らのワインを仕込み生計を立てる。
気候は、標高400m以上のジュラ高原最大の支脈を背にして森林地帯が広がり、深い谷が南東に向いているため、ぶどう畑は厳しい冬の寒さと夏季の乾燥に耐えることができる。畑は標高450mの斜面にあり、黒ブドウは日当たりの良い南面に、白ブドウは酸味を保持すべき北東向きに植えられている。
産地:フランス>ジュラ>ピュピラン
生産者:フィリップ・ボールナール
農法:ビオロジック 
 ☆ボールナールのワインは他のナチュラルワインとのセット(ボールナール1本に対し他ワイン1本)でご購入下さい。
  フィリップ・ボールナール&アルベール・ポネル
アルボワ・ピュピラン シャルドネ 2022(白)

ブルゴーニュのアルベール・ポネルとのコラボレーションワイン。
アルベール・ポネルの畑は1haしかなく、フィリップのワインの世界的な需要に追い付かないため、少しでも 供給を満たすために買いブドウのワインをつくるきっかけとなったネゴス第1号のシャルドネ。
2022年のジュラは、太陽とブドウの豊作に恵まれ た当たり年だった。色合いは透明感のある明るいレモン色。パイナップル、ナシのコンポート、パンの耳、フュメの香り。 ワインはピュアかつほんのりスパイシーで、透明感のあるタイトなエキスに旨味がぎっしり詰まっていて、重心の低い酸と塩気のあるチョーキーなミネラルが骨格を支える。
葡萄品種:シャルドネ(樹齢40年平均)
price:9340円 /750ml(完売しました)
   フィリップ・ボールナール&アルベール・ポネル
レヴァンドリ・シャルドネ 2021(白)

ブルゴーニュのアルベール・ポネルとのコラボレーションワイン。
レヴァンドリの畑はピエール・オヴェルノワのシャルドネ畑のすぐ下に位置し、ピュピランでは珍しい石灰質の土壌で、樹齢46年になるシャルドネ0.3haと現在新たに0.45haの植樹を合わせて計0.75ヘクタール を所有する。2021年は病気が猛威を振るった年。1年を通して雨が多く涼しいながらも、ブドウの完熟を待った結果アルコール度数が13%に達した品質的には満足の行く年だった。出来上がったワインはエキスがピュアかつ 複雑で、石灰質から来るチョーキーなミネラルが凝縮した奥深い味わいに仕上がっている。ジ ュラのテロワールから来るシャルドネ品種の特徴が見事に集約された今がまさに飲み頃のワインとのこと
葡萄品種:シャルドネ(樹齢46年)
price:12200円 /750ml(完売しました)
   フィリップ・ボールナール&アルベール・ポネル
マセラシオン・シュール・シャルドネ 2022

ブルゴーニュのアルベール・ポネルとのコラボレーションワイン。
アルベール・ポネルの所有するビオのシャルドネで仕込んだ。ACブルゴーニュを取得するために敢えてボーヌにあるアルベール・ポネルのカーヴで仕込んだのだが、結局アペラシオンを却下されてしまいVdFでリリースすることとなった。清涼感のあるマセラシオンに仕上げるために収穫を少し早めブドウに酸を残し、醸造もえぐみを出さぬよう手で除梗しルモンタージュもピジャージュも一切せず抽出を抑えた。出来上がったワインは、みずみずしくフルーティーでまるでオレンジティーのような優しい味わいに仕上がっている。発酵の残りガスから来るほんのりクリスピーなタッチも心地よく、飲み疲れのない喉をスッと通る爽やかさが魅力なワインだ。
葡萄品種:シャルドネ(樹齢60年)
price:7640円 /750ml(完売しました)
    フィリップ・ボールナール&アルベール・ポネル
ガメイ・ルージュ 2023(赤)

ブルゴーニュのアルベール・ポネルとのコラボレーションワイン。
。買いブドウは、フィリップの親友で2015年にIT企業を脱サラしボジョレーのフルーリーに拠点を置いたビオディナミ生産者マーク・ドリエンヌ、La Madone(ラ・ マドンヌ)のヴィエーユ・ヴィーニュのブドウを分けてくれたそうだ。2023年は、一部雹の被害が遭ったが全体的にはブドウが熟し収量に恵まれた当たり年だった。ワインは、ジューシーかつエレガントで酒質もビロードのように艶やか。フルーリーのトップクリマであるラ・マドンヌのヴィエーユ・ヴィーニュだけあり、繊細な酸とミネラルにフィネスがあり、上品さをまとっている。現時点はまだ醸造したての閉じた香りが残っているので、あと数年寝かせるかカラフをすることをおススメ。
葡萄品種:ガメイ(樹齢80年)
price:7640円 /750ml(完売しました)
   オー・フィル・デ・ジェネラシオン 2019(白)
ドメーヌを揺るがす危機的な状況など、特別な時にしかつくらないオー・フィル・デ・ジェネラシオン。エチケットはトニーの祖父の時のデザインを使用し、バックラベルは現在のボールナールの礎を築いた歴代の生産者の名前が記されている。2019年は、2017年同様に春の遅霜に遭った年。サヴァニャン以外の全ての区画の白ブドウを混ぜても 900Lの収量しか取れなかった。だが、収量が少なかった分、ブドウはしっかりと熟した。醸造は 400Lの新樽を使用。出来上がったワインはピュアで透明感がありながらもエキスがふくよかで、ミネラルの凝縮味とフィネスを感じるポテンシャルの高さが窺える。
自然酵母発酵1ヶ月、マセラシオン無し、新樽で12か月熟成、SO2無添加。
葡萄品種:シャルドネ、ムロン・ド・アルボワ
price:10050円 /750ml(完売しました)
   オー・フィル・デ・ジェネラシオン 2019(赤)
ドメーヌを揺るがす危機的な状況など、特別な時にしかつくらないオー・フィル・デ・ジェネラシオン 2019 年は、2017年同様に春の遅霜による甚大な被害に遭った年。プルサールは80%の減収と危機的な状況にあった。 ポワン・バールもラ・シャマードも1つのキュヴェとして仕込むにはあまりにも収量が少なかったため、全てのプルサールを混ぜオー・フィル・デ・ジェネラシオンとしてリリースすることにした。加えて、この年は歴史的な猛暑にも見舞われた年。収穫したブドウの潜在アルコール度数も高かったので、ブドウのフレッシュさを落とさないように熟成はステンレスタンクで行なった。出来上がったワインは、まるで当たり年のエレガントなラ・ シャマードのような官能的で中身のしっかりとした深い味わいに仕上がっている。これこそ薄ウマの真骨頂と言うべく、薄い色合いに反して旨味の凝縮感がハンパなく、飲みごたえ十分。
自然酵母発酵1ヶ月、マセラシオン15日間、ステンレスタンクで11か月熟成、SO2無添加。
葡萄品種:プルサール
price:10050円 /750ml(完売しました)
   ル・ガルド・コー 2020(赤)
2020年は、ドメーヌ史上かつてないほどブドウが早熟の年だった。キャラクターは2019年に似ているが、超早熟でありながらも酸が落ちる前のタイミングでの収穫に成功したため、力強さがありながらも絶妙なバランスが取れたワインに仕上がった。ワインは2019年よりも味わいが少し硬いが長熟を予感させる力強さがあり、2019年同様にあと10年は軽く寝かせられるポテンシャルの高いワインだ。
除梗しステンレスタンクで1か月のマセラシオン、自然酵母で1週間発酵、古樽で11ヶ月熟成。SO2無L添加、ノンフィルター。
葡萄品種:トゥルソー(樹齢35年~45年)
price:9370円 /750ml(完売しました)
    アルボワ・ピュピラン バン・ジョーヌ 2014
2014年のサヴァニャンは、春の長雨の影響で一部ブドウが寒さにより房が弦に戻ってしまい花が流れてしまった。また、スズキの猛威により気持ち早めに収穫したが、結果的に酸膜の張りの良い酸味がアクセントとなる ヴァン・ジョーヌに仕上がった。2014年は涼しい年にもかかわらず熟成期間中暑い年が続いたことでワインの蒸発が早く、結果的に出来上がったワインはアルコール度数 15.5%を超える旨味のしっかりと乗ったフィネスある味わいに仕上がった。
マセラシオン無し、ステンレスタンクで2か月半自然酵母発酵、産膜酵母で古樽で8年熟成、SO2無L添加、ノンフィルター。
葡萄品種:サヴァニャン(樹齢81年以上)
price:22000円 /620ml
   ヴァン・ド・ジョリクール 2018 酒精強化白
2018年はフィリップが醸造をトニーに譲り、トニーが100%仕込むヴァン・ド・リクゥール。この年はシャルドネが早熟に加えかつてない大豊作の年だった。アルコール好きのトニーは、今回酒精強化で使うマールをドメー ヌの赤白すべての品種を混ぜた蒸留酒を使用した。醸造は、いつも通りシャルドネのジュースを銅製の鍋で2日間煮詰め、その後自家製マール(蒸留酒)を加えて発酵を止め、樽で4年間アルコールの角が取れるまで熟成させた。 出来上がったワインは濃厚で、アルコールと酸、適度な甘さのバランスが取れた絶妙な味わいが魅力的。数ある酒精強化でもここまでこだわったワインはそうそうない。
葡萄品種:シャルドネ(樹齢30年)
price:9030円 /700ml(完売しました)
  ポワン・バール 2020(赤)
ワイン名は「マル、以上!それだけ!(That's all!)」という意味がある。2018年に AOCの申請をやめ VdF にした。2020年は、ブドウが早熟で太陽に恵まれた年だった。収穫の時点で同じプルサールでも北向きの畑と南向きの畑で潜在アルコール度数に 1%の差があったとので、酸を重視しアルコール度数が上がり過ぎないタイミングで収穫。醸造は、太陽のエネルギーが強い年なので、マセラシオン期間は1ヶ月と前年よりも2ヶ月短くし、出来上がった ワインは暑い年とは思えないくらいエレガントで、果実味が弾けるようにチャーミング。また、薄ウマだが余韻を整えるはっきりとした骨格があり飲みごたえ十分。今飲んでも十分に官能的で美味しいが、もう少し寝かせてタンニンがこなれた頃に飲むと色気がさらに倍増するようなそんなポテンシャルを秘めたワインだ。
自然酵母発酵、ステンレスタンクで10ヶ月熟成。SO2無L添加、ノンフィルター。
葡萄品種:プルサール
price:7640円 /750ml(完売)
  ラ・シャマード 2020(赤)
ワイン名は、古樹で通常のプルサールよりも色素が濃いことから「心臓がどきどきする(ほどすごいワインができる!)」という意味を込めている。ラ・シャマードは 60 年を超えたヴィエーユ・ヴィーニュのプルサールだけで仕込んでいる。ラ・シャマードのコンセ プトは、かつて除梗機もステンレスタンクもなくブドウを手で除梗し、醸造容器にフードルを使っていた祖父の代の醸造方法を忠実に再現したワインとのこと。2020年は、ブドウが早熟で太陽に恵まれた年。収穫日もドメーヌ史上最も早かった。出来上がったワインは、アルコール度数 13.4%のワインとは思えないほどジューシ ーでエレガント。瓶詰めしてからカーヴで2年近く熟成させてリリースしただけあってワインがきれいに整っている。まるでマセラシオン・カルボニックで優しく仕込んだような柔らかい果実味と長熟を窺わせるキメの細かいタンニンとのバランスも良く、プルサールの良さが全て詰まった官能的なワインだ。
SO2無添加、ノンフィルター。
葡萄品種:プルサール(樹齢60年平均)
price:7640円 /750ml(完売)
   
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